海外カジノ遠征記 ~マニラ3日目・カジノ飯~

マニラのカジノ飯(1)

今回の主戦場のWorld Resort Manilaは1階がカジノになってて、2〜5階には飲食店やブティックが入ってるんだ。

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オシャレな雰囲気だね。ここにいるだけでリッチになった気がするよ。

今日から日替わりでWorld Resort Manilaの飲食店をレビューしていくね。

Pepper Lunch ★★★☆☆

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4階にあるPepper Lunchは日本米が食べられる貴重なスポットだよ。薄切りの牛肉と白ごはんをアツアツの鉄板の上で混ぜ合わせながら食べるんだ。
写真は大盛り(ジャンボサイズ)で値段は300ペソ(約600円)。

どんな味なの?

塩コショウが効いた牛肉焼き飯って感じかな。そのままだけどね。ジャンクフード的な味だよ。

でも、日本米が食べられるのはイイね。

そうなんだよ。パサパサしたインディカ米が苦手な人にはオススメだね。
お好みでバーベキューソースをかけてもいいみたいだけど、ソースなしでも味付けはしっかりしてたから、僕はそのまま食べたよ。

サイドメニューとかはあるの?

サイドメニューはサラダとミソ汁があるよ。海外で飲むミソ汁はホッとする味だよね。
あ、あとトッピングにチーズとかもあったかな。お好みで大盛りもできるし、お腹が空いてるときはオススメだね。

 

今日の戦績

お目当ての100/200(2$/4$)は満席だったからリザーブして、ひとまず50/100(1$/2$)をプレイしてみたよ。

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途中で食事休憩を挟んだから50/100は2セッション。そして深夜からようやく100/200の席に着けたよ。

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快勝だね!

うん。富豪と社長だらけの良いテーブルだったよ。同卓したフィッシュかも以外はコーリングステーションとオーバーアグレッシブなプレイヤーばっかり。
今日はビッグポットのハンドレビューを二つしようかな。

pokerbankrolltracker.net

2/4 9max
MP2 JcJd
UTG straddle8, MP1 c MP2 r36, BU UTG MP1 c
JhTcTd9d4d
b80 f c c
x b130 f c
x all-in590 f

まずは勝ったハンドから話そうかな。ストラドルが8ドル入ってMP1がコール、MP2の僕は当然アイソレートのために大きくレイズしたよ。

3人もコールするなんて怖いなあ。

うん。ポケットペアでマルチウェイなんて戦いたくないけど、コーリングステーションだらけのテーブルだからしょうがないね。でも、MP2はIPを取られやすいから、もっとレイズ額を大きくしてもよかったかも。

そんな不安も何のその、フロップでフルハウスができましたと。

うん。ひとまずホッとしたよ。あとはどうやってポットを最大にしようか考えたんだけど、いきなりUTGからドンクベットがきたんだ。今回はレイズせずに単にコールするスロープレイを選択したよ。

ここでレイズするとバリューターゲットはJ、T、ストレートドローだけど、Jは残り1枚しかないし、Tのトリップスはわざわざレイズしなくてもターンでオールインまで入れてくれそうなプレイヤーばかりなんだ。だから単にコールしてターンを見たほうがポットが大きくなりそうだと考えたよ。

ターンの9はうれしいカードだね。KQはストレートが完成したし、T9と99は僕よりも弱いフルハウスが完成してるよ。この辺のハンドは僕のベットに対してレイズを返してくれそうだね。ダイヤのフラッシュドロー、Qや8のオープンエンドもコールをもらえそうだよ。

このターンのベットは小さめだね。どうしてなの?

例えばポットサイズのような大きなベットだと、Tのトリップス、フルハウス、ストレートしかコールがもらえなさそうだったんだ。いくらコーリングステーションといえどもね。

それならJのペア、フラッシュやストレートのドローから少しでもバリューを取ったほうが良さそうだと判断して1/3のサイズにしたよ。Tのトリップスなんかを相手が持ってる場合はレイズを返してくれるかもしれないし、少なくともリバーでオールインまで持っていけそうだからね。

なるほど、そういう目論見があったんだね。

あともう一つはスタックサイズとポットの比率(SPR)の問題だね。僕はリバーでUTGとBUをコミットさせてしまいたかったんだ。

うん?どういうこと?

例えばUTGがKJを持っていたとするよね。ターンでの僕の1/3Potのベットにコーリングステーションの彼はコールするでしょうと。そうすると、リバーでUTGのスタックサイズとポットがほぼ1対1になるんだ。もしリバーで2のようなドローを完成させないカードが落ちたとして、そこで僕がUTGに対してオールイン要求をすると、彼はJのトップペアでコミットしてしまうんだね。

えっと、つまり、KJを持ってるUTGから見ると、リバーでジョーズくんのベットに対してコールするしかないってこと?

100%コールするわけじゃないと思うけど、オッズは悪くないんじゃないかな。ポットベットにコールするなら3回に1回勝てばいいんだから、僕のベットが3回に1回はブラフだったらいいんだよね。

なるほど、ターンはドローが多いボードだもんね。ブラフも十分ありそうだ。

フロップ・ターンでのベットサイズを調節して、リバーで相手に良いオッズを与えることをコミットプランっていうんだ。今回はフォールドされちゃったけどね。

さて、もう一つハンドレビューをしてみようか。今回の遠征で初のバッドビートだよ。

pokerbankrolltracker.net

2/4 9max
HJ JdJh
UTG straddle8, HJ r30 c c f f c
Js6d4cTdAd
x x x x
x b60 r140 f f r320 c
x all-in540 c, CO shows Kd2d

またJJでセット!?

ターンまでは最高の気分だったんだけどね。明日はちょっといいもの食べようかな、何がいいかな、とか考えてたよ。でも、結局この1ハンドで900ドルぐらい失っちゃった。

マジか・・・。怖いなあ。

まあまあ、勝ってるときで良かったよ。テーブルに座った途端にコレを食らったらプレイに影響が出るかもしれないしね。

さて、プリフロップは当然オープンするとして、フロップはかなりドライだよね。マルチウェイとはいえバリューターゲットがあまりいないから、今回もスロープレイを選択したよ。

ターンのTはセットの僕にとってうれしいカードだよ。フラッシュやストレートのドローができたからね。当然バリューベットを打つことになるんだけど、COから小さめのレイズが返ってきたよ。しかも残り2人はフォールドしてヘッズアップが確定しましたと。

最高じゃん!

うん、あとはいかにCOから最大限バリューを引き出すかだけを考えてたよ。コミットプランも含めてね。ただし、さっきのJJフルハウスと違って、今回僕はOOPに座ってるんだ。

だからここでCOのレイズに対してコールすると、基本的にリバーはチェックすることになるよね。それならターンでバリューの3ベットを打って、リバーでオールインしたほうがコミットプラン的にも良いと判断したんだ。でもね・・・。

リバーでダイヤが落ちちゃったと。

うん。しかもKQのストレートを完成させるAなんだね。ため息が出そうになったよ。COは当然のようにオールインしてきたんだけど、微妙な判断だけど多分コールして問題ないと思うよ。結果は負けだけどね。

フラッシュやストレートは怖くないの?

もちろん怖いけど、このリバーのコールにはいくつか理由があるんだ。

  • コールに必要な勝率は約30%
    →Jのセットより強いハンドのコンボ数をN、弱いハンドのコンボ数をMとすると、M/(N+M)=3/10なのでM=3/7*N
    →フラッシュやストレートのコンボ数の半分程度ブラフしてきているのなら、リバーのコールは正当化される
  • 相手はマージナルなハンドでもブラフに変えてベットしてくることがある
  • Jをブロックしているため、相手のフラッシュのコンボが少なくなっている

ああ、それはコールしたくなっちゃうなあ・・・。

うん。相手がGTO使いならともかく、レンジもアクションもバランスが全く取れていないプレイヤーだからね。このリバーはコールでアジャストできると思うよ。結果は残念だったけどね。

さて、バッドビートは食らったけど、今日はテーブルに恵まれて快勝だったよ。収支はこれで1000ドル超!次回もよろしくね。

収支(~3日目) +$1170.00

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